" at point A’ " 
 found object, furniture, board game, performance
 2019






京都で収集した家財や小物などのガラクタを一箇所に集め、小屋のようなものを駅ビル内に設置した。
小屋の中央にはボードゲームが置いてあり、訪れた人は小屋の主人と一緒に棚に陳列されたガラクタを駒として使い遊ぶ。

漂う小屋の主人の決め事、小屋での日常。勝敗とルール不在のボードゲーム。
駅ビルの一部を占拠しそこを拠点として、訪れた人々とボードゲームで遊び過ごす違和の時間で、既知の法則を忘れ、更に大きな法則に焦点を当てていく。

●ボードゲームの流れ
1. 鑑賞者が、駒として使用する小屋内のガラクタを3つ選ぶ。
2. 小屋の主人も同様にガラクタを3つ選ぶ。
3. じゃんけんをし勝った方が先行。
4. 1ターンごとに駒を一つ自由に動かす。この際、駒同士を重ねてもいい。
5. 交互に4を数ターン行い、駒を動かした結果を踏まえ、鑑賞者に主人の駒も含めた6つの駒から一つ選んでもらう。
6. 小屋の中に置いてあるノートに、各ガラクタの写真とガラクタに付けられた名前が書いてあり、選んだ駒の写真にその名前を主人が書き、鑑賞者にお土産として渡す。(ここで初めて鑑賞者はノートの中身を見ることができる。)
7. 鑑賞者の片方の耳の写真を撮る。鑑賞者の選んだ駒の名前を耳の写真に書き、小屋の主人が小屋の中に飾る。




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